春の食材を楽しむ会

今日は、とあるスペインレストランで行われた、『春の食材を楽しむ会』に参加してきました。


メニューは、≪ハモン・イベリコ・べジョータ(どんぐり豚の生ハム)≫にはじまり、≪生カツオとホタルイカのオリーブがけ≫、≪帆立貝のじっくり焼き≫、≪有機野菜のサラダ≫、≪春野菜のパエリア≫。デザートは、≪ドライイチジクのどんぐりムース≫。
(メニューの名前は覚えきれなかったので、各メニューのイメージで書き連ねてみました。センスがない部分はご了承願います。)


次から次へと、絶妙な時間配分で出されるお料理。
グラスには、乾杯のカバに、お食事にはまったりとした香り豊かな赤ワイン。


料理長の説明もあり、一皿一皿大事に味わいながら頂くことができました。


中でも圧巻だったのは≪帆立貝のじっくり焼き≫で、帆立貝の下に塩味のメレンゲがひいてあり、このメレンゲを帆立にのせて頂くという趣向をこらしたものでした。


肉厚の帆立は時間をかけて火を通すことで帆立のもつ甘味を最大限引き出したとのこと。思わずため息の出る味でした。


そして、≪春野菜のパエリア≫も、普通のパエリアとは一味違い、さっぱりとした味わいで、すごく気に入りました。出汁は野菜のみで、お肉などはいっさい使用していないとのこと。にもかかわらず味に深みがあるのはいったい何故なんだろう・・・。また食べたくなる味でした。


料理長いわく、「この春野菜のパエリアはおそらく本場スペインにはないでしょう」。料理長の自信が伺えました。


デザートの≪ドライイチジクのどんぐりムース≫も、大人なデザートで甘味がほどよく抑えられた、品のある味でした。デザートメニューの中でも、一番人気のメニューだそうです。


とにかく、すべてのメニューにおいて、料理長の腕と、サーブしてくれる方の心遣いを感じることができました。また行きたくなってしまいました。


秋にもまたこの会が開催されるらしく、今から待ち遠しいですっ。
本日は本当にご馳走さまでした。