桜の誓い
今日は東京の桜も満開♪
ということで、息子くんを連れてパパと三人でお花見へ。
お花見といっても、家の近くの桜並木をお散歩です。
昨年の3月末にも、大きなお腹を抱えてこの桜並木をお散歩したっけ。。。
今日は息子が生まれてからの一年を振り返りながら桜を眺めていたら、
なんだかしんみりとしてしまいました。
来週から託児所デビューする我が家の息子くん。
ママの仕事復帰はもうちょっと先なのですが、
託児所の生活に少しずつ慣れるようにと、
1日2時間程度のならし保育が始まるのです。
息子とのしばしのお別れが耐えがたく、
このところほぼ毎晩息子の寝顔を眺めては涙を流しています。
来週からは息子くんが泣き喚くのかな。
意外にケロッと託児所に馴染んだりして・・・。
可愛い子には旅をさせよ。
桜の花は、日本人にとって新しい生活の始まりを意味する花。
満開に咲いた桜並木を歩きながら、いろんな想いが頭を過りました。
仕事から離れて息子にベッタリだったこの一年。
子育てに追われているつもりが、気付けば私自身が息子に依存していたのかもしれません。
想像を絶する出産の痛みと感動を経験し、
泣くか寝てるかだった新生児の頃、おっぱい育児にくじけそうになったこと、
乳児湿疹が治らず心配したこと、初めて目が合って笑ってくれたあの笑顔、
わけもなく夕方になるとぐずるたそがれ泣き、
初めて離乳食を食べてくれたときの感動、
ズリバイ→ハイハイ→つかまり立ち→伝い歩きと次々と成長して驚かされたこと、
どうにもこうにも泣き止まない夜泣き、初めての発熱、
今にもしゃべりだしそうな息子との会話、
などなど。
振り返ると次から次へと止め処もなくあふれ出てくる出来事の数々。
そのひとつひとつが宝物です。
この一年、浮世からはなれ桃源郷にでもいたような特別な時間でした。
そんな生活に別れを告げ、
再び社会復帰することになります。
だからといって、ママを卒業するわけではないのです。
これからが本番。
新米ママだったこの一年間、本当にかけがえのない時間を過ごすことができたし、
たくさんのことを学んだように思います。
どんなに疲れていても、息子と向き合う時間だけは大事にしよう。
満開に咲く桜の木の下で気持ち良さそうにお昼寝する息子の顔を見ながら、
そう固く心に誓ったのでした。